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『スパイダーマン ホームカミング :プレリュード』を読んだ話

だいぶ経ってしまったけど、スパイダーマンホームカミング面白かったよねという話。
ヴァルチャーかっこよかったし。

そんな訳でテンションが上がったのでShopro Books刊『スパイダーマン ホームカミング:プレリュード』を購入。


無事積読となてしまっていたわけだが、先日思い立って読んでみた。

書籍の構成としては、『スパイダーマン ホームカミング』の前日譚として劇場版『シビル・ウォー』の内容を大まかにさらったストーリーが2話掲載され、その他に『インビンシブル・アイアンマン #7』でシビルウォーで分裂した後に共闘するアイアンマンとスパイダーマンの活躍が描かれる。
『インビンシブル~』は2009年のアイズナー賞で新シリーズ賞を受賞したシリーズらしく、大変メッセージ性の強い作品だ。

この話を締めくくる新聞記事が凄くグッと来た。
インタビューに答える社員の言葉からトニーがスタークインダストリーズを大事にしている様子が垣間見えて、兎に角良いのだ。


後半にはスタンリーによるスクリプト、スティーブ・ディッコ/ジョン・ロミータによるクラシカルな絵柄の『アメイジング・スパイダーマン』が収録され、ヴァルチャー、ティンカラー、ショッカー達ヴィラン3名の初登場回が描かれている。
特にヴァルチャーとショッカーは映画『スパイダーマン ホームカミング』にも登場するヴィランなだけに、本書で彼らのことを予習してから映画に臨むのも面白いだろう。
(とは言え、ヴィランの姿も生い立ちも本書に登場するものと映画に登場するものとでは全く異なるが……)

本書を読んでいて、ピーター・パーカー=スパイダーマンのパーソナリティが時代によってかなり移り異なっているという点に気がついた。

『インビンシブル・アイアンマン』ではトニー・スターク=アイアンマンが金儲けを重視した(資本主義的な)キャラである一方、ピーター・パーカー=スパイダーマンは市井の人々の側に立ったヒーロー、親愛なる隣人としての立ち位置が強く打ち出されている。
それがわかるのが以下の一幕だ。



トニーはビジネスマンであるが故に、ピーターの才能を最大限に認めた上でその才能に対しお金という評価が下されてしかるべきだと考えている。
一方のピーターはそのことに興味がないという。

スパーダーマンというヒーローの誕生においてベンおじさんが命を落としたのは有名だが(有名すぎて劇場版ホームカミングではそのエピソードがカットされている)、ピーターの物語には「喪失」という要素を抜きにしては語ることができない。
スパイダーウェブの特許を申請するには自身の正体を明かす必要があり、正体がバレれば身の回りの人に危害が及ぶ恐れがある。その思いが「僕は愛する人々を失ってきた。これ以上皆を危険にさらすわけにはいかないんだ」というセリフに現れている。

対してヴァルチャー初登場回のピーターの言動を見てみると、「バルチャーの写真が撮れたらきっと儲かるに違いないぞ!」と目先のお金のことを優先している節が見受けられる。



更にはそのことが原因で敵に不覚を取り、奇襲を受けるという失態を演じている。

そう言った登場人物の時代に応じた心情的な変化、キャラクター造形の変化を楽しむことが出来るのも、歴史の長いアメコミという文化の楽しみ方なのかも知れないと感じた。

最後に劇場で目にすることのできる二人のヴィランの姿と、彼らがコミックに初めて登場した際の姿を見比べてこの記事の締めとしたい。

ヴァルチャー




ショッカー



時代の変化って凄いなー笑
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