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2018年映画作品 トップ10選外作品への一言

先日2018年映画作品私的トップ10を発表したが、今回はそれに漏れた作品にも一言備忘録的にコメントを残していきたいと思う。

※前回の記事と同様、作品前の「○」は2017年以前の作品であることを表す。

○“JUSTICE LEAGUE”/『ジャスティス・リーグ』(1/5)
ヘンリー・カヴィル、ジェイソン・モモア、ベン・アフレック、レイ・フィッシャーの筋肉とエズラ・ミラーの茶目っ気とガル・ガドットのこの世の物とは思えない美しさに圧倒される映画。
カロリー高めの映画で初見時の多幸感は異常。
ニ度目は七割寝た。

・“KINHGSMAN: THE GOLDEN CIRCLE”/『キングスマン:ゴールデン・サークル』(1/6)
アクションシーンと英国紳士な感じの衣装は良いが、一作目同様作品全体の空気感が自分とは合わない。
前作の『威風堂々』の音楽と共に人の首が吹き飛ぶシーンもそうだが、「ほら、こんな簡単に登場キャラ殺せるんだぜ?」みたいな薄ら寒いノリが兎に角ムリ。
ガジェットは好き。

○“STAR WARS: Episode VIII - THE LAST JEDI”/『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(1/6、1/13)
ポスターが欲しくて劇場通い。
皆が言うほど嫌いじゃないけどどうしても許せない点はいくつかある。
今年はEPⅨ公開の年。「STAR WARSって最高だよな」って言わせてくれる終わらせ方を頼むぞ。

〇“KUBO-AND THE TWO STRINGS”/『KUBO クボ 二本の弦の秘密』(1/6)
TL評がやたら良かったけど自分には刺さらず。
一緒に行った人間からも不評だった。

・“Защитники”/『ガーディアンズ』(1/20)
ロシア版アベンジャーズみたいな触れ込みだったが完全に前評判倒れ。
共感できないキャラクターが何か戦ってた。
初見にもかかわらず半分寝た。

・『マジンガーZ INFINITY』(1/27)
ゲームをしない人間なのでスパロボで触れたわけでもなければアニメを観たことがあるわけでもない。
TLが盛り上がっていたから観てみた。
一見さんでも割と楽しめた。
旧来のファンであればもっと楽しめたかも。

○“Out of Rosenheim”(原題)/“Bagdad Café”(英題)/『バグダッド・カフェ』(1/27)
午前十時の映画祭にて。
名作の誉れ高い本作だが自分には刺さらず。
「この手の空気感の作品が好きな人って一定数いるよね」という感じ。

○『ゴジラvsビオランテ』(2/3)
日劇閉館のイベント上映にて。たまたま同時期に上京していたので観ることが出来た。
VSシリーズのゴジラが一番格好良いと思う。
さほど特撮ファンでもないので、世間ほどこの作品が良く出来ているという評価では無いが、こと敵怪獣のデザインという面では最高。
スペースゴジラ、デストロイアと、VSシリーズ生まれの怪獣は良デザイン揃い。

・“THE GREATEST SHOWMAN”/『グレイテスト・ショーマン』(2/6、2/17、2/26)
2018年度四位。
鑑賞後はサントラ聴きつつ半分踊りながら帰宅したような気がする。

・“BLACK PANTHER”/『ブラック・パンサー』(3/1、3/19)
映画オタク評の滅茶苦茶良かった作品。
僕も好きだがトップ10入りするまでは行かなかった。
皆大好きキルモンガー、良いよね。

・“THE SHAPE OF WATER”/『シェイプ・オブ・ウォーター』(3/1、3/31)
トップ10入りさせようか迷った。
静かで美しい作品だった。
異形の物との愛というテーマに真に迫った傑作にして怪作。

・“THE 15:17 TO PARIS”/『15時17分、パリ行き』(3/1、3/19)
実際にあったテロ事件を基に、その事件に遭遇した人物を俳優に起用して映画を撮るという殆ど反則とも言える手法を取った映画。
リアリティの追求という面でイーストウッドのストイックさが感じられる。

・『ちはやふる-結び-』(3/19、4/21)
2018年度第二位。

監督とキャストとスタッフの方方には感謝しかない。

・“COCO”/『リメンバー・ミー』(3/24)
「信じていた人が実は……」というアナ雪でも観た物語展開に若干の気疲れ。
「人は生きている人に忘れられたとき本当の死を迎えるのだ」っていう設定は哲学的で素敵。
あとジジババの皺と肌の表現のリアルさはどうかしてる。

・“Tomb Raider”/『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(3/25)
「リブート前のシリーズは地上波放送で流れたときに何となく観たことあるよ」程度の人間なので別人がララを演じていても違和感なく観られた。
アリシア・ヴィキャンデル大好きなので彼女の出演作は観ておきたいよねというスタンス。
タンクトップのアリシアちゃん、美しい。

○『パンダコパンダ』(3/31)
ジブリ好きを名乗っておきながら未見だったので復活上映に合わせて鑑賞。
キャラクター造形、演出、声優の演技含めて時代相応に古いが楽しめた。
ジブリよりも『未来少年コナン』や『アルプスの少女ハイジ』の方がイズムの面で通じるものがあると感じた。

・“The Commuter”/『トレイン・ミッション』(3/31)
リーアム・ニーソン好き。
陰謀に巻き込まれ、静かに問題解決に邁進する様が格好良い。

・“PACIFIC RIM: UPRISING”/『パシフィック・リム:アップライジング』(4/13、4/15)
一作目程の熱狂を周りのオタク達から感知できず。むしろ熱狂的な一作目のファンからの不評の嵐に驚く。
言うほど僕は嫌いじゃない。
最終決戦時、ジプシーが密かにオブシディアン・フィーリーのブレードを装備しているのに気付いたときは昂ぶった。
ただ、折角出したマコ・モリを無駄死にさせたのは解せない。
巨大な人型ロボットが怪獣と戦う作品を荒唐無稽な作品と言ってしまえばそれまでだが、「ロケットにロボットの手を即席で溶接してぶっ飛ばす」というギャグマンガのような展開には呆れた。
スクラッパーのデザインは秀逸。

・“JUMANJI: WELCOME TO THE JUNGLE”/『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』(4/14)
ドウェイン・ジョンソンは格好良いし、カレン・ギランはカッコカワイイ。
各登場人物がゲーム内に入った際のキャラクター設定はもう少し活かして欲しかったかな。

・“READY PLAYER ONE”/『レディ・プレイヤー1』(4/20、4/21)

2018年度第五位。
スピルバーグの天才性に只管驚かされる。

・“THE POST”/『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(4/21)
エンタメに振り切った『レディ・プレイヤー1』とほぼ同時期に本作を撮っていたスピルバーグの多彩さと力量、才覚には賞賛を通り越して畏怖の念すら覚えるほど。
メリル・ストリープとトム・ハンクスの共演と言うことで演技面の不安は観る前から皆無。
ひたすら名優の共演を楽しむことに集中できる。
メリル・ストリープは政治劇に出演するとピカイチだなぁ。

・『名探偵コナン ゼロの執行人』(4/22)
割ととんでもない数字を残していてビックリする。
劇場版コナンにありがちな「取りあえず爆発!」を堪能できる。
ラジオで自らネタにしていたけどゲスト声優として出演した大吉先生の棒演技は何とかならないものか。

・“AVENGERS: INFINITY WAR”/『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』
(4/26、4/27、5/16、5/20)

2018年度一位。
現代の神話。
映画史どころか人類のエンターテインメント史上という視点で語るべき名作。

・“12 Strong”/『ホース・ソルジャー』(5/19)
IWの主人公は実質クリス・ヘムズワースだったが、本作でも見事な主役っぷり。
ゴーストバスターズやスノーホワイト、そしてマイティ・ソーと、非リアル系統な作品に出ることの多い印象の彼だが、リアル路線も滅茶苦茶良かった。

・“PETER RABBIT”/『ピーターラビット』(5/27、6/9)
ドーナル・グリーソン主演でウサギたちの内の一匹をデイジー・リドリーが演じているので実質STAR WARS(違う)。
ドーナル・グリーソンの一人芝居でこの作品が作られていると考えると彼の演技に感動する。

・“RAMPAGE”/『ランペイジ 巨獣大乱闘』(5/27)
ロック様最強説。
「ロック様なら巨獣とステゴロで殴り合っても勝てるだろ!」とか思ってたけど流石にそんなことはなかった。動物たち大分強かった。
パニックムービーとして堅実な作りだった。

・“DEADPOOL2”/『デッドプール2』(5/31、6/2)
一作目はさほど乗れなかったが二作目は最高だった。
前回のランキングでも述べた通り2018年度はジョシュ・ブローリンの当たり年で、今作の彼の演技もとても良かった。
『オンリー・ザ・ブレイブ』では人間味のある演技だったが、本作ではアンドロイドのような感情の起伏の少ないキャラクターとして演じていてそのどちらも不自然さがなく、彼の演技の素晴らしさを実感。

・『万引き家族』(6/10)
トップ10入りを悩んだ。
下馬評通り面白かった。松岡茉優ちゃんの危うげな可愛さ、最高。

○『用心棒』(6/17)
午前十時の映画祭にて。
黒沢映画は午前十時の映画祭でしか鑑賞したことがないというのがちょっとした自慢(?)。
キャラクター造形に古さは致し方ない部分があるとして三船の格好良さは特筆物。

・『ニンジャバットマン』(6/17)
監督挨拶付きの特別上映に行くことが出来たのは一つ収穫だが期待を上回る出来ではなかったなという感想。
声優が豪華で聴き応えはある。

・“SOLO: A STAR WARS STORY”/『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』(6/30、7/4)
2018年度第七位。
STAR WARSはスピンオフの方が面白いというジンクスが出来つつあるな。

・“JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM”/『ジュラシック・ワールド 炎の王国』(7/14、7/15、8/25)
前作ほどの感動はなかった。
吹き替え版をまともに観たのは初めてだったが、クリス・プラットの声優に玉木宏を起用した人間は土下座でもしたら良いと思う。
あと、『炎の王国』と言う邦題は最悪。“FALLEN KINGDOM”を素直に『崩落の王国』とでもして欲しかった。
取りあえず最後まで本作を観て「よし!『炎の王国』で行こう!」と思った人間に真意を聞きたい。『ゼロ・グラビティ』並とまでは言わないが現代へのリスペクトの欠如という意味では近年でもかなりの順位に来るのでは無いだろうか。

・“ONLY THE BRAVE”/『オンリー・ザ・ブレイブ』(7/14)
2018年度第十位。
ジョシュ・ブローリン、あんたスゲーよ。

・“BAAHUBALI 2: THE CONCLUSION”/『バーフバリ 王の凱旋完全版』(7/15)
下馬評は滅茶苦茶高かったがハマらず。
半分寝た。
この映画にハマっていたら出演者が来日してくれた東京コミコンがもっと楽しかっただろうになー。

・“AMERICAN ASSASSIN”/『アメリカン・アサシン』(7/16)
マイケル・キートン目当てで観てみた。
悪くなかったがパンチに欠ける。
CIAやFBI絡みの映画を観るとアメリカという国を嫌いになるな笑

・“MISSION: IMPOSSIBLE- FALLOUT”/『ミッション:インポッシブル フォールアウト』(8/5)
一作目だけ予習がてら観てから本作を鑑賞したという、シリーズを全然観てない人間味をなので過去の作品との繋がりが~」とかそんなことは言えないがとても楽しめた。
トム・クルーズは走る姿が滅茶苦茶格好良い。

・『ペンギン・ハイウェイ』(8/25)
TLの評判が良かったので鑑賞。
自分としての評価はそこそこ。
オタク共が「オネショタ」とか言っててキツかった。

・『カメラを止めるな!』(8/25)
最初の30分までの僕「え、こんなクオリティの作品がバズってるの?」
物語の構成を理解してからの僕「何だこれ!メッチャ面白いじゃん!」
“最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる。”のフレーズに偽りなし。
劇場全体が同じタイミングで笑うという、日本の映画館では中々目にしない光景にお目にかかれた。
「このシーンの裏は実はこうなっていたのか!」という答え合わせ的な楽しさのある作品で、BTTFシリーズが好きな僕にとってはBTTF part2(特に魅惑の深海パーティの辺り)を観ているような気分になった。

・“TULLY”/『タリーと私の秘密の時間』(9/1)
シャーリーズ・セロン好きを公言する人間として行くしかない、ということで劇場へ。
途中、タリーはマーロが生み出した想像上の存在に過ぎないのではないかとか思ったがどうやら違うらしい。
途中10分ほど寝たような気がする。


・“ANT-MAN AND THE WASP”/『アントマン&ワスプ』(9/1、9/8、9/23)
MCU屈指の名作とも言える前作と比べるとかなりパワーダウンした感は否めない。
嫌いじゃないけど。

・“WIND RIVER”/『ウィンド・リバー』(9/1)
2018年度第八位。
ジェレミーとエリザベス、それにバーンサルが組み合わさると最強という方程式。

・“MAMMA”MIA! HERE WE GO AGAIN”/『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(9/5)
メリル・ストリープがいきなり死んでいたのにはビビった。
それ以外余り記憶に残ってない……
一作目との地続き感は他のシリーズ作品も見習うべき所があるかも。

・『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(9/17)
2018年度第六位。
『ちはやふる』が無ければ邦画一位。
最強。

○“TOP GUN”/『トップガン』(9/23)
父親がサントラを車でかけていたので馴染みがあるが、僕は弱いオタクなので実は初鑑賞。
トム・クルーズとヴァル・キルマーの共演、最高では。
ヴァル・キルマー好きだなぁ。もっと今も大作映画に出続けて欲しい。

・“THE EQUALIZER 2”/『イコライザー2』(10/7)
2018年度第九位。
好き。思わず主人公と同じ時計を買ってしまうくらいには。
今週TBSラジオ『アフターシックスジャンクション』聴いていたらパーソナリティの宇多丸さんが同じモデルを生放送中に買い出して笑った。

・“CHRISTPHER ROBIN”/『プーと大人になった僕』(10/7)
本作を機にユアン・マクレガー初来日とかマジかよ。
生で会いたかったよ。。。
郷愁を煽るような空気感は好き。
作品としてパンチ力に欠けたかな。

・“THE PREDATOR”/『ザ・プレデター』(10/7)
プレデターシリーズ弱者の僕。シリーズ初見だけどとても楽しかった。プレデター格好良かった(小学生並みの感想

○“2001: A SPACE ODYSSEY”/『2001年宇宙の旅』(10/21)
四割寝た。
丁寧なSF描写は流石名作という感じで素晴らしかったが如何せん冗長に感じる。

・“VENOM”/『ヴェノム』(11/3、11/4)
とても面白かったが2度目は四割寝た。
暗くなってもおかしくない題材を上手くエンタメに落とし込んでいて好印象。

・『若おかみは小学生!』(11/3)
TL評が著しく良かった。
自分としては並の作品と変わらぬ評価。
途中で突きつけられるある展開にはある程度のところそうとで気付きつつも「え、何で……そんな……」となった。

・“UNDER THE SILVER LAKE”/『アンダー・ザ・シルバーレイク』(11/4)
アンドリュー・ガーフィールド出演作と言うことで見に行ったが、途中のプールサイドのシーンで寝た。
物語の真相が明かされるシーンでもさほどアガらなかったかな。思わせぶりなシーンがずっと続く展開が僕は苦手らしい。

・“SICARIO: DAY OF THE SOLDADO”/『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』(11/18)
ベニチオ・デル・トロとジョシュ・ブローリンが凄すぎる。
新たな物語が始まりそうな終わり方が期待を持たせてくれる。
前作観ておけば良かった。

・“BOHEMIAN RHAPSODY”/『ボヘミアン・ラプソディ』(11/18、12/9、12/12)
2018年度第三位。
ライブエイドのシーンはマジで圧巻。

・『機動戦士ガンダムNT』(12/9、12/18)
ユニコーンを全話観た人間にとってのご褒美ムービー。
グリプス戦役大好きマンでディジェが大好きなので序盤から滅茶苦茶に気分を高揚させられた。

・“DESTINATION WEDDING”/『おとなの恋は、まわり道』(12/15)
キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダー共演と言うことで興味が沸いて鑑賞。
ウィノナ・ライダーといえば近年僕の大好きなNetflixドラマ、“THE STRANGER THINGS”の演技が素晴らしかったので本作も期待していたが……主演二人の演技がどうのこうのよりも作品自体がさほど面白くないという致命傷。後半、作品があと少しで終わると言うところで寝た。

・“FANTASTIC BEASTS: THE CRIMES OF GRINDELWALD”/『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(12/23)
ハリー・ポッターは原作が大好きだったものの映画はハマらず四作目までしか観ていなかった。
そしてファンタビ一作目があまり自分に刺さらず、「この作品世界の映像化は僕と相性がよくないのだろうか」と思い、さほど期待せずに鑑賞。結果、面白かった!
前作は無闇に暗い、盛り上がりどころが今一つということで期待を持たず本作を鑑賞したことが奏功した。前作を復習しようと公開直前に自宅で観直したが、その際もかなり半分ほど寝た。
今作もハマらなかったら三作目以降の鑑賞はやめようかと思っていたが、そうならずに済んだ。

○“FUNNY FACE”/『パリの恋人』(12/23)
劇場で観るのは2度目。いずれも午前十時の映画祭にて。
作品としての出来はそこそこだけどオードリーもフレッド・アステアも好きなので観ているだけで幸せな気分に。
ウェディングドレス姿のオードリーの現実離れした美しさよ。

・“A STAR IS BORN”/『アリー スター誕生』(12/24)
ブラッドリー・クーパーは『ハングオーバー!』や『アメリカン・スナイパー』でファンになっていたので彼への期待はあったものの、レディ・ガガに対しては曲を一曲も知らないし、「生肉を体に巻いてたメイク濃い目のファッションアイコンアーティスト」くらいの認識しか無かった。
それがこの作品では滅茶苦茶彼女が輝いていた。
ほぼスッピンのようなシーンも多く、僕にはそちらの彼女の方が魅力的に感じた。
ガガはもともと演技を習っていたらしく、歌唱でも演技でも世界を魅了できる才能を持った人だと思った。
ブラッドリー・クーパーは、師であるクリント・イーストウッドにアリー役としてレディ・ガガを起用することを決めたと語ったところ反対されたらしい。しかし完成した作品を観たイーストウッドからその起用が正しかったと言われたようだ。イーストウッドに考えを改めさせてしまうほど彼女の女優としての実力が優れていたことの証左となるエピソードと言えるだろう。
「兄弟で声質が似ていないのは変だ」と言うことでしゃがれ声で演技をしていたブラッドリー・クーパー。演技力は元より、監督としての手腕、ギターの演奏、歌唱、作詞とマルチな才能を見せつけられ、「天は二物を与えず」という言葉の真偽を疑いたくなった。

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以上、2018年の鑑賞作品でトップ10に入らなかった作品への一言。
こうして振り返ってみると寝まくっていて笑うwww

2018年4月スタートの第十回午前十時の映画祭をもってこのイベントは終了となってしまう。
今年は可能な限り午前十時の映画祭の上映作品を観ていきたいと思う。
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2018年の映画を振り返る

2018年の映画を振り返る

年内に振り返るつもりが全く出来ていないこの頃。
三が日どころか松の内、鏡開きも過ぎ去ったが2018年の映画を振り返っていこうと思う。

2018年に観た映画はこちら。






※タイトル前に○の付いた作品は2017年以前に公開された作品。

○“JUSTICE LEAGUE”/『ジャスティス・リーグ』(1/5)
・“KINHGSMAN: THE GOLDEN CIRCLE”/『キングスマン:ゴールデン・サークル』(1/6)
○“STAR WARS: Episode VIII - THE LAST JEDI”/『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(1/6、1/13)
〇“KUBO-AND THE TWO STRINGS”/『KUBO クボ 二本の弦の秘密』(1/6)
・“Защитники”/『ガーディアンズ』(1/20)
・『マジンガーZ INFINITY』(1/27)
○“Out of Rosenheim”(原題)/“Bagdad Café”(英題)/『バグダッド・カフェ』(1/27)
○『ゴジラvsビオランテ』(2/3)


・“THE GREATEST SHOWMAN”/『グレイテスト・ショーマン』(2/6、2/17、2/26)
・“BLACK PANTHER”/『ブラック・パンサー』(3/1、3/19)
・“THE SHAPE OF WATER”/『シェイプ・オブ・ウォーター』(3/1、3/31)
・“THE 15:17 TO PARIS”/『15時17分、パリ行き』(3/1、3/19)
・『ちはやふる-結び-』(3/19、4/21)
・“COCO”/『リメンバー・ミー』(3/24)
・“Tomb Raider”/『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(3/25)
○『パンダコパンダ』(3/31)


・“The Commuter”/『トレイン・ミッション』(3/31)
・“PACIFIC RIM: UPRISING”/『パシフィック・リム:アップライジング』(4/13、4/15)
・“JUMANJI: WELCOME TO THE JUNGLE”/『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』(4/14)
・“READY PLAYER ONE”/『レディ・プレイヤー1』(4/20、4/21)

・“THE POST”/『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』(4/21)
・『名探偵コナン ゼロの執行人』(4/22)
・“AVENGERS: INFINITY WAR”/『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』(4/26、4/27、5/16、5/20)
・“12 Strong”/『ホース・ソルジャー』(5/19)


・“PETER RABBIT”/『ピーターラビット』(5/27、6/9)
・“RAMPAGE”/『ランペイジ 巨獣大乱闘』(5/27)
・“DEADPOOL2”/『デッドプール2』(5/31、6/2)
・『万引き家族』(6/10)
○『用心棒』(6/17)
・『ニンジャバットマン』(6/17)
・“SOLO: A STAR WARS STORY”/『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』(6/30、7/4)
・“JURASSIC WORLD: FALLEN KINGDOM”/『ジュラシック・ワールド 炎の王国』(7/14、7/15、8/25)


・“ONLY THE BRAVE”/『オンリー・ザ・ブレイブ』(7/14)
・“BAAHUBALI 2: THE CONCLUSION”/『バーフバリ 王の凱旋完全版』(7/15)
・“AMERICAN ASSASSIN”/『アメリカン・アサシン』(7/16)
・“MISSION: IMPOSSIBLE- FALLOUT”/『ミッション:インポッシブル フォールアウト』(8/5)
・『ペンギン・ハイウェイ』(8/25)
・『カメラを止めるな!』(8/25)
・“TULLY”/『タリーと私の秘密の時間』(9/1)
・“ANT-MAN AND THE WASP”/『アントマン&ワスプ』(9/1、9/8、9/23)


・“WIND RIVER”/『ウィンド・リバー』(9/1)
・“MAMMA”MIA! HERE WE GO AGAIN”/『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』(9/5)
・『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(9/17)
○“TOP GUN”/『トップガン』(9/23)
・“THE EQUALIZER 2”/『イコライザー2』(10/7)
・“CHRISTPHER ROBIN”/『プーと大人になった僕』(10/7)
・“THE PREDATOR”/『ザ・プレデター』(10/7)
○“2001: A SPACE ODYSSEY”/『2001年宇宙の旅』(10/21)


・“VENOM”/『ヴェノム』(11/3、11/4)
・『若おかみは小学生!』(11/3)
・“UNDER THE SILVER LAKE”/『アンダー・ザ・シルバーレイク』(11/4)
・“SICARIO: DAY OF THE SOLDADO”/『ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』(11/18)
・“BOHEMIAN RHAPSODY”/『ボヘミアン・ラプソディ』(11/18、12/9、12/12)
・『機動戦士ガンダムNT』(12/9、12/18)
・“DESTINATION WEDDING”/『おとなの恋は、まわり道』(12/15)
・“FANTASTIC BEASTS: THE CRIMES OF GRINDELWALD”/『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(12/23)


○“FUNNY FACE”/『パリの恋人』(12/23)
・“A STAR IS BORN”/『アリー スター誕生』(12/24)

2018年に劇場で鑑賞した作品は合計81本/58作品。内10作品が2017年以前に公開された作品であるため、評価対象となる作品は48作品。
加えて機内上映で“TAG”(10/15)を観たため49作品を対象にトップ10を選出したいと思う。

第十位:“ONLY THE BRAVE”/『オンリー・ザ・ブレイブ』



2018年はジョシュ・ブローリンの当たり年!
本作(本国公開は2017年)、『ボーダーライン ソルジャーズデイ』、『デッドプール2』、そして『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』と、4本のメジャータイトルに彼が出演しており、しかもそのいずれがもメインの役どころでの起用という!

短期間で多様な役を演じ分けたジョシュ・ブローリンの器用さにまず最大級の賛辞を送りたい。
どの作品でも演じた役には実在感を感じさせる演技を披露しており、一気に彼のファンになってしまった。
以前から彼の事は勿論知っていたが、実はジョシュ・ブローリンという俳優を俳優としてしっかり認識したのは2018年が初めてだったかも知れない。

さて、彼についての記述はこの辺りにして、本作について述べたいと思う。
本作は大規模な山火事・森林火災に対処するため、精鋭の消防士のみを集めて組織された森林火災消防隊「ホットショット」にスポットを当てた作品。
日本は湿潤な気候が幸いして大規模な森林火災には馴染みがないが、アメリカでは日本の大都市が丸々飲み込まれるような規模の森林火災が毎年起きている。
そしてそれらの火災には「毒を以て毒を制す」が如く、火を用いて大規模火災に戦いを挑む森林火災の専門家、ホットショットが対応に当たる。
本作は森林火災に立ち向かう主人公達がホットショットを目指して審査に挑み、各隊員が個人としてもチームとしても成長していく様子が丁寧に描かれている。
チームアップの課程が丁寧に描写され、存分に感情移入をさせられている分、ラスト15分ほどの展開に重みが生じる。

僕は結末を知らないまま本作を鑑賞したが、実話を基にした作品である以上アメリカ国民の多くが物語の結末を知った状態で本作を鑑賞したことになる。そんな彼らが本作にどういう感想を抱いたのか気になる。


第九位:“THE EQUALIZER 2”/『イコライザー2』



一作目はあまりハマらず、そこそこの期待感で鑑賞してみたら案外面白かったと言う作品笑
二作目鑑賞後に一作目を観直してみたら一作目の方が面白かったという、自分の作品評価も当てにならないなと笑

前作では主人公マッコールさんの職場であるホームセンターを舞台に武装集団vs元CIA一人という戦闘が繰り広げられたが、今作ではマッコールのCIA時代の同僚数名vsマッコールさんという構図。
去年“THE ACCOUNTANT”/『ザ・コンサルタント』を観た際も感じたことだが、僕はプロフェッショナルvsプロフェッショナルという構図が凄く好きなので戦闘シーンには見応えがあった。
あと、ちびっ子とハイファイブをするマッコールさんが可愛すぎるのでそこも必見笑
マッコールさんとお揃いの時計を買ってからと言うもの、休日に出掛ける際は毎回着用している。
安価に手に入る最高の『イコライザー』グッズだと思うのでオススメ。
http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-67.html?sp


第八位:“WIND RIVER”/『ウィンド・リバー』



ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセンのダブル主演ということで「実質MCUじゃん!」と思って観に行ったところ、鑑賞中にジョン・バーンサルを発見してますますMARVEL感が……笑

厳寒の雪原を駆ける女性の姿をカメラが捉えるところから始まる本作。
終盤にはその雪原を走る女性の行動が如何に並外れたものであったか明かされ、胸が詰まる。
そのスタートシーンから終わりまで必要最低限しかBGMが使われていなかったように思う。実際にBGMが少なめだったのかも知れないが、それ以上に画面から伝わってくる緊張感に常に釘付けとなり、BGMの存在を殆ど認識出来ないまま、気が付くと作品を見終えていた。

『アベンジャーズAOU』と『キャプテン・アメリカCW』で共演を重ねただけあってジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンのバディ感は流石のしっくり具合。
未熟なところの残るエリザベス・オルセンとそれを見守るような役割のジェレミーという構図が良かった。
あとはやっぱりジョン・バーンサル。ここ数年で好きな俳優は沢山できたけれど、ジョン・バーンサルは特に目が離せない存在。
デアデビルS2→パニッシャーと連続して悪と戦うジョン・バーンサルを観続けてきただけに、今作でも彼をずっと目で追ってしまった。
2017年は『ザ・コンサルタント』、『ベイビー・ドライバー』に出演していた彼を、2018年も劇場で目にすることができて嬉しかった。


第七位:“SOLO: A STAR WARS STORY”/『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』


本国での評価が芳しくないというマイナス情報を伴って日本に上陸した本作。
それだけに不安を抱えながらの鑑賞となったが、そんな評判など何処吹く風。
全くの杞憂と言わんばかりの良作だった。
僕だけでなく周囲のスターウォーザーからの評価も上々で、海外での低評価の意味が分からない……

ESBでランドがハンに送るハンドサインの意味が分かった瞬間やL3の回路がファルコン号に残されている事が分かった時はこみ上げてくるものがあった。

チューバッカとの出会いやランドとのファルコン号をかけた賭博対決、ハンが師事した人物など、ハンの過去における謎はある程度本作でフォローされたように思う。

自分が最も好きなSWキャラクターがハン・ソロであることも手伝ってSWシリーズ中でも指折りの好きな作品。
本作については思うところがあるので別途記事にしたいところ。


第六位:『SUNNY 強い気持ち・強い愛』



2016年に自分の中で一番の作品に選出した『ちはやふる』同様自分では絶対に選ばない作品。
TLでの評判がとんでもなく良かったので劇場に足を運んだところ滅茶苦茶に素晴らしかった。
今の若手女優における広瀬すずの実力と地位は不動のものだと確信した。

広瀬すずのイモっぽさを醸し出しつつ華やかさを出せる演技の幅広さも素晴らしいし、山本舞香の姉御感溢れる演技や「口が悪いが仲間思い」といったところが「消費者の求める理想のギャル」みたいな味付けでこれまた最高。

コギャル全盛の時代に中高生ではなく小学生だった僕は映画に描かれる文化の直撃世代と言うわけではないが、「なんか聞いたことある!」という曲がBGMになっているだけで感情が高ぶる。

そんな本作で最も感情が高ぶったのはギャルグループに絡まれる奈美(広瀬すず)を奈々(池田エライザ)が最初に助けに来るシーン。

登場の仕方からライティングに至るまでが完璧にピンチのヒロインを助けに来たスーパーヒーローのようで、ヒーロームービーが好きな僕としては「何じゃこの格好良いギャルは……」となってしまった。


第五位:“READY PLAYER ONE”/『レディ・プレイヤー1』


ずっと「これ、「俺たち」の為の映画じゃん……」と思いながら鑑賞していた作品。

「アメリカに日本や各国のポップカルチャーにフォーカスした夢のような小説があるらしい」という噂は本作の劇場公開が決まる少し前からネット上で話題になっていたので、公開が決まったときは多くのオタクが「遂にあれが来たか!」と感じたはず。

字幕版を観た後に吹き替え版を観たが、初見の方には字幕版をオススメする。
ある有名声優の特徴ある声のおかげで、物語の結末に明かされる「ある秘密」が冒頭からそれと気付いてしまうからだ。

スクリーンの隅々に登場する馴染みのあるキャラクターの数々に、日本のポップカルチャーのパワーを実感すること請けあい。
幼少期に親しんだあのキャラが!あんなキャラまで?!と発見して嬉しく思うこと間違いなし。

ラスボス?がメカゴジラであることも、それを倒すために選択されたお助けキャラクターがRX78-2ガンダムであることも、そのガンダムがZZガンダムの合体時のポーズをキメることも最高だった。

そしてこんな夢に溢れた世界を、ブロックバスタームービーの雄スティーブン・スピルバーグが 御年70歳越えが撮ったことも大きな意味を持つと思う。

スタジオジブリの作品『風立ちぬ』で語られた台詞で今も語られるものの一つとして「創造的な人生の持ち時間は10年だ」というものがある。

何年も日本のアニメーションシーンの最前線を走り続ける宮崎駿監督は自らこの台詞を否定しているようだが、スピルバーグにおいてもこの言葉は全く当てはまらないではないかと思い知らされる。
こんな世界と映像を鮮やかに創り出してしまうとは。スピルバーグの創造性と具現化力には畏怖の念すら覚える。

玩具箱のようなこの映画を観ている時、僕は多幸感に包まれていたが同時に少しの寂しさや怖さも感じた。
それは本作において描写されている「未来」が、僕たちの生きる現代とあまりにも地続きであると思ってしまったからだ。
OASISにログインするためのデバイスであるゴーグルは今もあるVRゴーグルそのもの。
モビルトレースシステムじみたスーツは多少未来感があるが、あれも現代の技術が正統進化していけば順当に辿り着く未来だよなと思った。
これはリアリティの演出の面でプラスに働いている部分もあるが、何となく科学技術の行く末に明るい未来が見えなくなっているような気がしたのだ。

この作品の舞台は2045年。
公開された2018年の27年後を描いた作品だ。
1989年公開で2015年を描いたBTTF Part2と同じくらいの時代的隔たりがあるにも関わらず、その両作品における大凡30年後の「未来」に対する展望の明るさの点で大きな開きがあると感じてならない。
勿論本作は小説原作の作品なのでコレがこの映画の持つ特有の要素というわけでは無いだろうことは理解しているし、現代と地続きに見える技術がリアリティの演出に一役買っていることには再度言及しておく。

物語の大筋は「見知らぬ男女が出会い、男性主人公が窮地に陥ったヒロインを助けに行く」というある種典型的とも言えるボーイミーツガールものだが、バーチャルとリアルの交錯する極彩色の画面に魅せられて全く新しい映画体験ができた。


第四位:“THE GREATEST SHOWMAN”/『グレイテスト・ショーマン』



四位と三位はどちらを上にするか本当に悩んだ。
ただ、この記事を書くに当たって2018年の鑑賞作品を振り返ってみた時この順位になった。公開順や自分の心境の変化でここの順位はいくらでも変わり得る。

本作は一度試写会で鑑賞した。
その際は仕事終わりに劇場に向かったため残り僅か10席以下という状態で、公開前から世間の本作に対する高い期待度が感じられた。

実在した人物の生涯をベースにした物語であるため、史実に反する点などを指摘する意見も多々見られたが、そんな問題が些末なことだと思えるくらいに作品そのものが持つパワーが大きかった。

楽曲が作品の感情的盛り上げの大部分を担っていて、物語の転換点となる場面には常に素晴らしい音楽があった。
楽曲が気に入ったのでサウンドトラックを購入したが、近所の映画館のグッズ売り場では公開後すぐに売り切れの掲示も。

ミュージカル映画の華やかりし頃と比べると、年間でミュージカル映画の作られる本数は減少したと言わざるを得ないが、近年は歩数こそ少なくともミュージカル(或いはその血を継ぐ)映画の傑作が生まれることが多い気がする。

2012年の“Les Misérables”に出演したヒュー・ジャックマン、2006年の“Highschool Musical”に出演したザック・エフロンというミュージカル映画を得意とする二人の名優による迫力有るダンスシーンに、この作品で一躍有名になったキアラ・セトルの“This Is Me”を初めとした素晴らしい楽曲の数々が合わさることで、観る者に得も言われぬ多幸感を与えてくれる。
観終わった後は「何と幸せな体験をしたのだろう」という気持ちに包まれ、単に一本の映画を観たという以上の感動を提供してくれる稀な作品だった。

音楽と踊りという、恐らく人類の歴史の中で最も原初的な芸術の持つ力の偉大さを感じずにはいられない。


第三位:“BOHEMIAN RHAPSODY”/『ボヘミアン・ラプソディ』



もともとQUEENが好きなので正直公平な評価を下せているとは言いがたい。
大学生時代軽音楽部にいた僕は最も尊敬するシンガーを訪ねられた時、ある日本人シンガーと共にフレディ・マーキュリーの名を挙げたことを記憶している。

作品を彩るQUEENの楽曲はどれも挿入のタイミングを含めて使われ方が素晴らしく、アルバムで何度となく聴いていた曲であるにも関わらず、新たにその曲を「発見」したような気持ちを覚えた。
今までアルバムを聴いていてもお気に入りの曲でなかったために飛ばしていた何曲かは、この映画を観たことですっかりお気に入りの一曲になった。

本作も楽曲が素晴らしすぎたのでサウンドトラックを購入したが、このサウンドトラックがQUEENのベスト盤とでも言うべきとんでもない名曲揃いの一枚。
サウンドトラックの曲順を耳が覚えているので映画を観ていると「次はあの曲が来るからあのシーンだな!」となるし、サウンドトラックを聴いている時は楽曲に紐付いて映画のワンシーンが頭に映像が浮かび上がる。

今までは“JEWELS”と“Greatest Hits Ⅱ”が誰にでも勧めやすい最強のQUEENのベストアルバムだと思っていたが、掲載曲の多さも含めて今作のサウンドトラックはQUEENの魅力を知る上で最適な一枚であると言うことが出来るだろう。

旧来からのQUEENファンからは映画での出来事が時系列的におかしいといった声も挙がっているようだが、後追いでファンになった当時を知らない僕にとっては素晴らしい作品だった。

各キャストのバンドメンバーへの成りきり具合と熱演ぶりも素晴らしかったが、中でもグウィリム・リーが演じるブライアン・メイは本人と見紛うばかりにそっくり。
鑑賞している際「ブライアン・メイ、ほぼ本人じゃん」と思いながら観ていたが、エンドロールでQUEEN本人による演奏の映像が流れた時、改めてブライアン・メイ本人に似ていて驚かされた。

二作品続けてサウンドトラックという映画そのもの以外にも言及するのは他の映画と比べたときにフェアでは無い気もするが、更にアンフェアを重ねることとする。

僕は毎日TBSラジオの『アフターシックスジャンクション』と言う番組を聴いているのだが、その2018年11月20日回が最高なので副読本的にこちらの補足を受けて再度作品を鑑賞してみると、より一層味わいが増すのでオススメ。
https://www.tbsradio.jp/315908


第二位:『ちはやふる-結び-』



2016年には変則的に上の句、下の句を合わせて『ちはやふる』という作品そのものを年間一位に挙げた。
とにかくこのシリーズが大好きで、上の句、下の句というニ部作の好評を受けて追加で制作が決定した(もともとの構想にはなかった)本作が、シリーズの奇跡的な完成度とその均衡を崩してしまうのではないかという不安を抱えたまま公開を待つこととなった。

結果、最初から三部作の構想で作られた映画なのではないかと疑いたくなるくらい完璧な作品だった。
日本映画史上に残る三部作と言っても過言ではない。

本作『結び』の凄いところは物語の中心に新ではなく太一を持ってきたこと。
千早、新、周防名人、若宮クイーン。彼らは作中でかるたに関して比類無い才能持っていると広く周囲に認められている。
そんな彼らと比べ、真島太一は圧倒的に「持たざる者」
として描かれている。
顔良し、成績良し、家柄良し、金持ちの家庭の息子と、かるた以外のありとあらゆるものを持っている彼が、かるたに関しては持たざる者として扱われているのが面白い。

天賦の才に助けられてプレーする周囲の天才達と異なり、太一は圧倒的な努力により強さを得た人間。
そんな彼が恩師原田先生の教えである「攻めがるた」を捨て、新たに師事する周防名人の下で「守りがるた」という別の戦い方を身に付けて全国大会決勝に帰って来たときは感情が高まり過ぎて涙が……

「青春全部賭けたって新より強くはなれない」と言っていた太一が、努力の結果新から勝利をもぎ取った瞬間は誰もが拳を握ってしまうこと請けあい。
そしてこの勝利は、小学生の頃千早に振り向いて欲しいがために新との勝負でズルをしてしまった過去の自分の行為を清算するものでもあるのだ。

映画3部作を鑑賞してすっかりちはやふるファンになってしまったので、Huluでアニメ版を1~2期観終えてしまった。今年に第三期が放送されることが決定しているので、今から首を長くして待ちたいと思う。
シリーズファンとしては本作を年間一位に挙げたかったが、あの作品の存在がそれを許してはくれなかった。
その作品とはこちら。


第一位:“AVENGERS INFINITY WAR”/『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』



2013年から年間ランキングをつけ始めたが、MCU作品をナンバーワンに据えたのは今回が初めて。
MCUはどの作品も水準が高く、自分の中でも毎年高く評価して来たが、その年の一番に掲げる作品には中々出会えなかった。
それが2018年、遂に来た。

本作でシリーズ19作目の劇場作品という前人未踏の領域に達したMCUだが、2018年に10周年を迎えたこの作品群はユニバースムービーとして円熟の域にあると言って良いだろう。
30名以上のネームドキャラが画面狭しと暴れ回る。限られた時間でそれだけ多くのキャラクターが出てくれば渋滞を起こしてキャラクター一人一人の扱いは薄味になりそうそうな物だが、本作はちゃんとどのキャラにも最低限の見せ場が用意されていて、そのバランス感覚に唸らされた。

勿論「自分の推しをもっと出して!」という気持ちになる人もいるだろうが、これくらいのバランスがベストだろう。
少なくとも単独作で主役を張るヒーローには(時間の長短こそあれど)ちゃんと見せ場らしい見せ場が用意されていた訳だし。

本作はサノスにフィーチャーした作品と言うだけあってGOTG組にフォーカスされた作品だった。
vol.2からのGOTGファンである僕でも凄く嬉しかったので、一作目からのファンには堪らなかっただろう。

ガモーラの養父であるサノスとガモーラの恋人(?)であるクィル。
一人の女性の命を巡るヒーローとヴィランがそれぞれ彼女の命を奪う選択をすることで両社のキャラクターの違いが浮き彫りになっているのが面白い。

僕は鑑賞当初、サノスとクィルは同じ選択をしたと思っていた。
しかしよくよく考えてみるとガモーラの命を奪うという最終的な選択こそ共通しているものの、片や自分の希望を叶えるため、ソウルストーンを手に入れる為にガモーラの命を奪ったサノスと、ガモーラ本人の涙ながらの願いをやっとのことで聞き入れたクィル。
同じ選択をしながらも利己的な動機のヴィラン、利他的な動機のヒーローというのが好対照を成している。

僕は気に入った作品は基本的にブルーレイを買うようにしているが、オーディオコメンタリーまで全てじっくり見たのは本作が初めてかも知れない。
そんなこともあって僕にとって凄く思い入れの強い作品になった。



そんなわけて遅ればせながら2018年の私的映画ベスト10でした!
ランクインさせるかギリギリまで迷ったのはデップー2やシェイブオブウォーターなど。
2018年は例年よりも新作の視聴本数が多かったので選択肢が豊富で大いに迷った。

2019年も沢山の良い作品に出会いたいなと思う。

なお、2017年以前の年間ランキングは以下の通り。
2017年→http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-65.html

2016年→http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-55.html

2015年→http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-43.html

2014年→http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-11.html

2013年→http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

『イコライザー』の主人公マッコールさんと同じ時計を買った話

“SUUNTO CORE ALL BLACK”を買ってみた。
公開日翌日に観た“EQUALIZER 2”/『イコライザー2』が面白くて、デンゼル・ワシントンが好演する主人公・マッコールさんの愛用する時計が気になり、彼と同じモデルの時計が欲しくなったからだ。

そのモデルがこちら。





Amazon(https://www.amazon.co.jp/dp/B00L2UBKLK/ref=cm_sw_r_cp_api_IDeZBbP44N418)でなら並行輸入品で定価48,600円のものが15,599円(68%off!)で買えてしまう。
定価だと即買いには躊躇してしまう額だが、Amazon価格であれば学生のアルバイトでも買える額ではないだろうか。

トレイラームービーにもこの時計が印象的に映っている。
https://m.youtube.com/watch?v=pJ2HQD18reA




もったいぶっても仕方がないので早速商品の紹介に入る。

まずは外箱。商品名がALL BLACKということで黒を基調としたデザイン。
欧州アウトドアウォッチブランドの雄と言うことで、武骨でスパルタンでマッシブな感じ。



箱の側面と上面。



スリーブ状の外装を外すとインナーケースが。



内箱にはこんな感じで商品が鎮座している。



さほど腕が太い方ではない僕はケース径が50mmもあるこのモデルは大きすぎるかなとも思っていたが、着用してみると案外気にならない。



厚みは多少気になるかなあといった塩梅。
カバーをつけたiPhone以上の厚さのものが手から飛び出している。





2作目を観てからHuluで1作目を観返してみたが、この時計、マッコールさん実は一作目から着用していた模様。
当時劇場で見たときは気付かなかったものの、ググってみたら一作目の段階で気づいた人が沢山いたようで、様々なブログで「イコライザーモデル」として扱われていた。

『スピード』の劇場公開から24年が経過した今でも「スピードモデル」と呼ばれる
G-SHOCKのスクエアタイプのように、この「スント コア オールブラック」も「イコライザーモデル」とか「マッコールモデル」と呼ばれるようになったら、このモデルを持っている僕としては嬉しく思う。

TLで話をしたのか映画オタク仲間と直接話していて話題に出たのか忘れたが、「作品の関連グッズが出るのは良いけど、「コラボレーショングッズ」よりも「劇中でキャラクターが使っているグッズ」が欲しいよね」という話をしたことがある。
コラボグッズは過度なキャラクターイメージの押し付けが強く、日常使いに適さないものが多いというのがその理由の一つだ。

例えばこれ。



https://a.excite.co.jp/News/world_ent/20180424/Frontrow_17163421.html

これを格好良いと感じる人はいるかも知れないけど、社会人が仕事中に身につけることのできるグッズかと言われるとどうだろう。
正直なところ厳しいのが現実だ。

僕が今回購入した“SUUNTO CORE ALL BLACK”はイコライザーグッズとしてリリースされたアイテムではないが、「イコライザーグッズ」として恐らく最も魅力的なアイテムの一つではないだろうか。


「映文計」というブログタイトルは僕の好きな「画・具・時」から一文字ずつ貰って名付けたものだったが、時計にフォーカスするのは今回が初めてだ。
その初の時計記事が映画関連である辺り、自分でも映画馬鹿だなと思う。

僕の好みはデジタル時計よりもアナログ時計なので、画面に映るこのオールブラックを見て「面構え的にSUUNTOだな」ということはわかってもモデル名までは分からなかった。
ブランドがSUUNTOであると分かっていたので検索は容易だったか、そうではない人にとってはこのモデルの正体に辿り着くのに多少時間がかかるかもしれない。

この記事が僕のように本作を鑑賞して「マッコールさんと同じ時計がほしい!」と思った人、特に「ほしいけど何というモデルなのか見当もつかない!」という人の目に止まり、同好の士の手にマッコールモデルが届く一助となれば幸いだ。

マッコールさんが多用するストップウォッチ機能も当然搭載。
日常のあらゆる用途で使ってほしい。
勿論、殺人以外の用途で。

2017年の映画グッズ

2017年は今までにも増してBlu-rayを初めとした映画グッズを購入した一年だった。

そんなわけで備忘録的に今年一年で購入したグッズを控えておこうと思う。


超合金C-3PO、同R2-D2。
スターウォーザーな友人の自宅にお邪魔した際に3POを見せてもらい、「これホンモノじゃん!」と思ったことが購入のきっかけ。
その友人からヤフオク!に3POが出品されているという報を受け、落札。

一部不備はあるものの相場の範疇で落札できた。
プラスチックにメッキ塗装しただけでは出せない質感と色気が最高。
2013年発売の商品ながら思い出深い一品なので掲載。

超合金R2-D2は今年発売。
この子の発売に合わせて3POの落札を決意した。
リベットの表現がちょっとうるさいと感じることもあるが、このサイズのR2の決定版かなと言った感じ。
3POのパッケージと比べて高級感が四割程度減っている点が残念。



今年購入したスチールブック軍。
気付けば僕もスチブ沼に……

ジュラシック・ワールドは今年発売の品ではないが先日安価で入手できた。

ヒートは転勤の都合で名古屋に引っ越す直前に代理購入をしてくれたオタク友達から受け取った思い出の一品。
そもそも僕がヒートという作品が好きなのは理由がある。
大学のゼミの同期が、卒業の際ゼミのメンバーに合った映画をプレゼントするという粋な計らいをしていて、そこで僕に選んでくれたのがヒートだったのだ。
そんなわけで僕にとっては思い出の深い作品。



ジュラシック・ワールドは公開後すぐに海外からこの丸いパッケージのものを取り寄せたんだけど、他に馴染まないパッケージに日本語収録無しのため一度も観てない……笑



限定ボックスも3つ購入した。
上からローグ・ワン、GOTG vol.2,マグニフィセント・セブン。
ローグ・ワンは半額で手に入れることが出来た。



ヴァルチャーのビジュアルが好きすぎてビルドパーツを全部揃えたのも記憶に新しい。
左に三人並んだスパイディの内、一番後にいるのはシビル・ウォー公開時のアイアンマン、キャプテン・アメリカとセットになったパックのもの。それ以外は全て今年購入。
2017年はスパイディイヤーだったな。



今まで沼にハマるからと殆ど購入していなかったTFトイに手を出してしまったのも去年からだ……

TLKメガトロンは変形が変態じみていて好き。



3体いるスピノサウルスの内一番大きい一体のみが今年発売のもの。
ダイノボットスコーンは前作ADで出たデラックスクラスも傑作だけど今回のボイジャークラスは単なるサイズアップにとどまらない変形の複雑化など見所沢山。



「豪魂」というシリーズで展開されているプライズ景品のヴェイダー卿。
動きのあるポージングでアホみたいに格好良い。


他にも色々あるけど、思い入れのあるものだとこの辺り。

今年はやっとこさデトルフを購入できたのでディスプレイするのが楽しくて良い。

R2好きとして今年はデアゴスティーニのR2に手を出そうか悩んでいる。
独り身の内に購入してしまおうかな……

2017年の映画を振り返る

今年も大晦日を迎えたので2017年の映画を振り返ろう……などと思っていたらまんまと年も明け、三が日すら明けてしまった……
早い……

遅ればせながら2017年の
映画を総括していこうと思う。





2017年に映画館で見たのは60本/44作品(内、2017年本邦公開の新作は40作品。画像に半券のない作品もある。)


2017年は過去最もムビチケ購入枚数が多い年になった。

⚪︎“ROGUE ONE”/『ローグ・ワン』
•“SILENCE”・『沈黙−サイレンス-』
•“DIRTY GRANDPA”/『ダーティ・グランパ』
•“THE MAGNIFICENT SEVEN”/ 『マグニフィセント・セブン』
•“DOCTOR STRANGE”/『ドクター・ストレンジ』
•“THE ACCOUNTANT”/『ザ・コンサルタント』
•“LA LA LAND”/『ラ・ラ・ランド』
•“WE ARE X”
•“KONG: SKULL ISLAND”/『キングコング:髑髏島の巨神』
•“JACKIE”/『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
•“HADCORE HENLY”/『ハードコア』
•『名探偵コナン から紅の恋歌』
•“GHOST IN THE SHELL”/『ゴースト・イン・ザ・シェル』
•“GUARDIANS OF THE GALAXY VOL.2”/『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』
•“THE LIGHT BETWEEN OCEANS”/『光をくれた人』
•“LOGAN”/『ローガン』
•“ARRIVAL”/『メッセージ』
•“A MONSTER CALLS”/『怪物はささやく』
•“HACKSAW RIDGE”/『ハクソー・リッジ』
⚪︎“ALL ABOUT EVE”/『イヴの総て』
•“JOWN WICK: CHAPTER 2”/『ジョン・ウィック: チャプター2』
•“POWER RANGER”/『パワーレンジャー』
•『銀魂』
•“CARS 3”/『カーズ/クロスロード』
•“TRANSFORMERS: THE LAST KNIGHT”/『トランスフォーマー/最後の騎士王』
•『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』
⚪︎“ROMAN HOLIDAY”/『ローマの休日』
•“SPIDERMAN HOMECOMING”/『スパイダーマン: ホームカミング』
•“THE MUMMY”/『ザ・マミー/呪われた砂漠の女王』
•“BABY DRIVER”/『ベイビー・ドライバー』
⚪︎“HOW TO STEAL A MILLION”/『オシャレ泥棒』
•“DUNKIRK”/『ダンケルク』
•“WONDER WOMAN”/『ワンダーウーマン』
•“THE FOUNDER”/『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』
•『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』
•“ATOMIC BLONDE”/『アトミック・ブロンド』
•“THOR RAGNAROK”/『マイティ・ソー バトルロイヤル』
•“BLADE RUNNNER 2049”/『ブレードランナー2049』
•“LOVING VINCENT”/『ゴッホ最後の手紙』
•“JUSTICE LEAGUE”/『ジャスティス・リーグ』
•『鋼の錬金術師』
•“STAR WARS: THE LAST JEDI”/『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
•“MURDER ON THE ORIENT EXPRESS”/『オリエント急行殺人事件』
•“KUNG FU YOGA”/『カンフー・ヨガ』
※2016年以前に公開された作品は作品名の前に⚪︎を付けた。

以上の新作40作品の中から、2017年のベスト5を選出したいと思う……というのが例年の話。
今年は旧作の割合が小さく翻って新作の割合が大きかったので、今年は10本選出しようと思う。

追記:鑑賞作品一覧から“BEAUTY AND THE BEAST”/『美女と野獣』が抜けていた。
鑑賞本数61本45作品(新作41作)が正確な数字だったのでここに記す。



第十位:“THE ACCOUNTANT”/『ザ・コンサルタント』


https://m.youtube.com/watch?v=6or2Z629qmQ

ベン・アフレックの演じる凄腕の暗殺者が主人公の作品が第十位。
JUSTICE LEAGUEではバットマンを演じた彼だが、本作でもバットマン=ブルース・ウェイン同様彼は「夜の顔」を持つ役を演じている。

ベン・アフレックの演技の幅広さは僕が言及するまでもないが、今作のような何かしらの「"プロフェッショナル"な技能を持つ役」を演じた時、彼は最も映えるような気がする。

共演しているジョン・バーンサルはNETFLIXにて公開されているMARVEL原作のドラマシリーズでパニッシャーというヒーローを演じている。
元々は"DAREDEVIL"/『デアデビル』シーズン2に客演という形で登場したが、2017年11月に単独作"PUNISHER"/『パニッシャー』が公開され大ヒット。
パニッシャーことフランク・キャッスルはスパーパワーは持たないながら元海兵隊員の経歴を持ち、常人離れした精神力と戦闘力、タフネスを備えたキャラクター。

本作『ザ・コンサルタント』においてもバーンサルは高い戦闘能力と指揮能力を備えたプロの傭兵のといった役回りだったので、彼はこの手の役が似合うのかも。
最後はプロ対プロという構図になって大変見ごたえがあるが、プロらしからぬ決断により幕引きとなったのは評価の分かれるところだろう。

第九位:“STAR WARS: THE LAST JEDI”/『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』


https://m.youtube.com/watch?v=PJgsqUO9EYE

2015年、2016年とベスト5入りしていたSTAR WARSだが、本作TLJはベスト5入りならず。
SW仲間と散々語り合った後に観た二度目はかなり面白さにブーストがかかっていたものの、初見時の印象だとこの順位が妥当か。
複数回観た作品とそうでない作品で差が付いてはいけないので……

TLJを観たとりとめのない感想はこちら。
http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-64.html?sp

初見時と2度目ではかなり印象の異なる作品。
キャラクター一人一人の行動の理由なんかを考察してから観るか、単に流して観るかで作品への評価が大きく異なってくるだろう。
一度観て評価を下しかねている人がいたら、是非複数回の視聴を勧める。

第八位:“THE LIGHT BETWEEN OCEANS”/『光をくれた人』


https://m.youtube.com/watch?v=repIB988vwc

初見は試写会で。
その後劇場に足を運んで観た作品。

アリシア・ヴィキャンデルとマイケル・ファスベンダーは本作での共演をきっかけに実生活でも結婚。
俺のアリシアちゃんが……

以前も書いた通り劇中の「光」を用いた心情描写が大変印象的だった。
http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-57.html

日本における映画宣伝で「愛」が異常なほど用いられるのは今や映画ファンの間ではある種お笑いぐさだが、本作はまさしく「愛」をテーマに描かれた作品だった。
家族に注ぐ「愛」と、身に背負った「罪」の意識の狭間で揺れ動く心情を時に悲しくも鮮やかに描き切った作品。

第七位:“SPIDERMAN HOMECOMING”/『スパイダーマン: ホームカミング』


https://m.youtube.com/watch?v=IO-wgJT6qNY

初見時はベスト5入りは確実だろうと思っていたが、時間が経つにつれ記憶の中で味が薄くなって行ってしまった。

自分自身をそれほどスパイダーマン好きと認識していなかったが、本作の公開を受けて「俺、めっちゃスパイダーマン好きだったんだな」と気づかされた。そんな作品。

「蜘蛛にかまれてスーパーパワーを得た」「両親が死に、叔父叔母のもとで暮らしていたが叔父が死去した」というスパイダーマン誕生のオリジンを描かずとも単独作として成り立ってしまうのはスパイディの知名度があってこそ。
その甲斐あってヒーロー単独デビュー映画としてはかなりテンポよく話が進む。

ヒーローとしても科学者としても尊敬を抱くアイアンマン=トニー・スタークに認められないもどかしさ、ヒーローと学生生活、二足の草鞋で生活することの苦労。
そして最後にやっとの思いで行為を伝えた憧れの先輩との思い出の一時を棒に振ってでも「ヒーロー」として生きることを選んだ葛藤。

様々な要素が短い時間に纏められていて良かった。

ピーターを演じたトム・ホランドの演技や、画面を通しても伝わってくる「良い人感」も高ポイントだが、今作で最も賞賛を送りたいのはメインヴィランのヴァルチャーことエイドリアン・トゥームスを演じたマイケル・キートン。
バットマン、バードマン、そしてヴァルチャーと、彼には「翼」のイメージが今後付きまといそう(笑)

MCUには魅力のあるヴィランがいないというのは長年言われてきたことだが、やっとロキ以外に魅力的なヴィランが現れてくれた。

STAR WARS以外の映画グッズはあまり買わない僕だが、ヴァルチャーはあまりにも魅力的だったのでMARVEL LEGENDシリーズのビルドパーツを集めて完全版を揃えてしまった。
Blu-rayもセブンネット限定のスチールブックを買ってしまったし、訳あってアートブックも買ってしまった。
僕にとって2017年はかなりのスパイダーマンイヤーだった。

第六位:“LOGAN”/『ローガン』


https://m.youtube.com/watch?v=H0KyUqIhmo4

17年の長きに亘ってウルヴァリンを演じたヒュー・ジャックマンが同役を降板することとなった本作が第六位。

何となく「息の長いコンテンツだなー」と思っていたシリーズ作品だったが、主役を張っていたヒュー・ジャックマンが役を降りるということもあってとても寂しい気持ちが去来した。
また、ヒューと一緒にシリーズを支え続けたパトリック・スチュワートも今作を最後にプロフェッサーXの役を降りる。
そんな一時代の終わりを感じさせるエピソードも、本作の持つもの寂し気な雰囲気作りに一役買っていた。

X-MENシリーズを手がける20世紀フォックス社をディズニーが買収したと言う報道は映画ファンならずとも耳にしたであろう2017年のビッグニュース。
今後MCUにX-MENが合流するのではないかというファンの期待もあるが、もしそれが叶ったとしてもヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリンはそこにいないんだよな……

シリーズベストとも言えるヒューの演技、R指定を設けたことで全開になったヴァイオレンスな描写、そして大人顔負けの演技で観る者の度肝を抜いた新星ダフネ・キーンの演技も合わさり、X-MENシリーズで最も心に残る一作となった。

第五位:“SILENCE”・『沈黙−サイレンス-』


https://m.youtube.com/watch?v=0cUtOR-DL1A

「遠藤周作原作の小説をマーティン・スコセッシ監督で映画化する」……
実際にスクリーンで観た後でも信じがたいが、そんなことが現実になったのだ。

リーアム・ニーソン、アダム・ドライヴァーが出演していることもあってスターウォーザーな友人が「実質STAR WARS!」と言っていたのも記憶に新しい笑

あれは多分受験生時代に過去問か何かで読んだのではないかと思うが、「西洋人は虫の鳴き声が聞こえない、あるいは無関心だ」という言説に触れたことがある。

僕ら日本人はスズムシやヒグラシといった虫の鳴き声を一般に心地よいものとして認識しているが、筆者の西洋人の知り合いは外を歩いていても虫の音(ね)を快く思う思わない以前に音そのものに気づかない。そんな内容だったように記憶している。

そんな中本作は全編にわたって虫の音をはじめとした環境音がとても「日本的」だったことが印象に残っている。
Twitterでもヒグラシの音が聞こえたことに言及したツイートを見かけた。

驚いたのは作品の撮影が行われたのは日本ではなく台湾であったということだ。
あれは台湾で実録した環境音なのだろうか。

作品としては、キリスト教を布教する宣教師たちの苦難をこれでもかと言わんばかりに克明に描かれていたのが印象的だった。
また、宣教師たちを苦しめる日本人の多くが、かつてキリスト教を信仰していた人間であるという点も底知れぬ恐ろしさを感じた部分。

お上の命令とはいえ、かつて信仰していたキリストきょうを捨てる人間がいること、棄教を他者に強烈に迫ること。宣教師にとって彼らはどう映ったのだろうか。

生きるとは。信じるとは。信仰とは。
神はどんな意図があって自らの存在を信ずる者に労苦を与え給うのか。
なぜ苦しい状況でも信仰を捨てない者に対して神は「沈黙」を貫くのか。

胸に心地よい作品とは決して言えないが、観る者の心に一物を残す作品だった。


第四位:“THOR RAGNAROK”/『マイティ・ソー バトルロイヤル』


https://m.youtube.com/watch?v=7ZcBnbe1ma8

今までマイティ・ソーはMCU作品群である種浮いていると指摘されることの多かったシリーズだった。
また、僕自身大好きなナタリー・ポートマンが出ているにもかかわらずMCUでは最も思い入れの弱いシリーズだったが、今作は作品のテイストを一新。
エンターテインメント性を強く打ち出したことで万人に評価される作品になったのは勿論、その方向転換がものすごく上手くいったことで作品としての質自体が劇的に向上する結果となった。

また、本作の公開によってアベンジャーズのビッグ3、すなわちアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーという3人のヒーローの3部作が全て幕を閉じたことになる。

北欧神話を基にし、他のMCU作品との絡みも少なかったために孤高の存在といった感の強かったマイティ・ソーシリーズだが、本作ではハルクと中盤以降行動を共にするし、また客演したドクター・ストレンジとの絡みも絶妙だった。

神話性、神秘性を排して大衆に寄ったという観点から言うと、同じく2017年に公開されたJUSTICE LEAGUEとも通ずる部分があるように感じる。
現代は

ソーシリーズに対しての思い入れが弱いことは前述したとおりだが、死の女神ヘラに押されっぱなしだったソーが覚醒して青白い雷を身にまとうシーンは涙が止まらなかった。
最近、主人公が周囲に認められたり、自身の持つ本当の力を開放したりするシーンにめっぽう弱いのだ。

また、片目を失って眼帯になるという衝撃のビジュアルを、グッズ展開を含めて作品公開前にリークさせなかったのは大変素晴らしいと思う。
これを知って作品を観るのと知らずに観るのとでは衝撃が全く別物。

こういうサプライズがあるから、映画はネタバレを踏む前・公開初日に観るに限ると思う。

ソーはアベンジャーズ最強の戦力の一人に数えられながらも、果たして彼自身が強いのか愛用の武器ムジョルニアが強いだけなのか判断に困ることが多々あった。
それが今作でのソーの覚醒によって、彼自身がべらぼうに強いということが判明した。

ナタリー・ポートマンが出演しないと報じられた段階で僕が本作を観賞するモチベーションの9割が失われたように思っていたが、そのハンデ(?)が気にならないくらいに作品として突き抜けていた。


第三位:“GUARDIANS OF THE GALAXY VOL.2”/『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』



https://m.youtube.com/watch?v=rCi4r1j5kzc

MCU好きの友人と話していると多くの者がお気に入りの作品にGOTG一作目を挙げる。
そのたびに僕は申し訳なくなりながらGOTGがあまり自分にハマらなかったことを説明していたのだが、今作を以て僕もGOTGのファンになれた。

誰が言い出したのか、MCUは父という存在の不在がテーマになっているという言説がささやかれている。

今作は「家族」を大きなテーマとして扱い、さらには「父親」という存在に対して正面から向き合った作品だった。

長年存在を求め続けた父親=エゴとの出会い。
そんな父親が実は神の一族ともいえる存在で、今自分がいる惑星そのもので、全宇宙の支配を目論んでいて……
という何ともてんこ盛りな設定が一気に明らかにされ、スター・ロードことピーターがどう行動するか。

宇宙を掌握せんと目論むほどに強大な力を持つ実の父親エゴと、宇宙空間に耐えられず命を落としてしまうほどに(神と比べれば)非力な育ての親ヨンドゥ。

そんな比較が何とも鮮やかだった。

お互い大事に思っているのに、顔を突き合わせれば悪態をつきまくる関係のピーターとヨンドゥ。
そんな不器用なヨンドゥが自らの命を賭して息子ピーターを救うシーンは何度観ても泣いてしまう。というか今この記事を書きながら泣きそうになっている。。。

ヨンドゥにサインを貰ったのも良い思いで。

第二位:“BABY DRIVER”/『ベイビー・ドライバー』


https://m.youtube.com/watch?v=nwR1dArkDMQ

音楽と映像が高次元でシンクロしたクライムムービーが第二位。
僕はMGMが輝きを放っていた頃のような、古き良きミュージカルムービーが大好きなのだが、これは新時代のミュージカル。

ミュージカルムービーは夢や愛を歌ったものが多いが、本作はカーアクション、銃撃シーンなどスパイスの利いた味付けで調理されたミュージカルムービーとも言うべき作品。

挿入歌と劇中の物音の高いシンクロ率には思わず舌を巻いた。
作品としての出来には疑問符を付けるファンの多い一作だが、近年で言うとスーサイド・スクワッドもその辺りは上手かった。
https://m.youtube.com/watch?v=Y_KkOxqV-Lg

あとは第十位でも触れたジョン・バーンサルが出演しているのも自分の中では見逃せないポイント。

本作を観るとレコードを買いたくなるし、携帯音楽プレーヤーはiPodクラシックが良いなと思うようになる事請けあい。

第一位:“THE MAGNIFICENT SEVEN”/ 『マグニフィセント・セブン』


https://m.youtube.com/watch?v=ATebNTY-mi8

2017年1月に鑑賞し、年内ベスト5入りは確実だと直感した作品。
作品いついての感想は以下の記事に。
http://eibunkeicinemafreak.blog.fc2.com/blog-entry-56.html

後に海外限定ボックスを購入し、スチールブックも購入した。
いずれも日本語未収録なので国内版のスツールブックも買わなければならないのだが、今は金額が高騰しているので手が出せない……

プライム・ビデオでも公開されたので外からいつでも鑑賞できるようになったのが嬉しい。

以前書いた記事を読み返していたらまた作品を鑑賞したくなってきたので、明日にでも観ようと思う

この作品は「プロフェッショナルな男」 の戦いを描いたもの。
これがたまらなく好きなんだよな……

ベスト10入りはしなかったものの印象的だった作品は


2017年も良い作品と沢山出会うことができた。
2018年も良い作品との出会いがありますように。

 

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